【社会人英語】リーディング、リスニングを飛躍的にあげる3つのステップ

社会人英語

こんにちは、あきです。

私自身、TOEFL450点程度でギリギリに入ったアメリカの大学だったんですが、出る頃にはTOEIC850点程になっていました。

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TOEFL450点、TOEIC850点の目安として表を貼っておきます。

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引用元: http://www.kanjuku.co.jp/mobile/times/backnumber/times2013/times201309.html

そんな小さいころから英語が得意だったわけではない私の英語力が飛躍的にあがった3つのステップをご紹介します。

ステップは以下になります。

【ステップ1】英語で聞いた言葉をイメージする

断言出来ます!

英語はいかにイメージ出来るようになるか、が鍵になります。

まずは単語を聞いてイメージしてみましょう

Cat

と聞いたり、読んだ時

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ねこ/猫と日本語にする前にネコをイメージしましょう。 

ニャーンと今にも言い出しそうなねこの姿が思い浮かびましたか? 

The cat is walking.

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という言葉に出会ったら、ねこを思い浮かべながら、イメージの中でそのねこを歩かせてみてください。 これがイメージ化です。 私は英語で話しかけられると、まず頭の中に白いキャンパスのようなものをイメージしています。

はい、イメージしてみてください。(無茶ぶり) 

そこに言われる言葉をイメージ化していくんです。

今から書く言葉をイメージ化してみてくださいね。  A pirate found the treasure on an Island. (海賊は島で宝を見つけた)

いかがですか?

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下の図のようなイメージが思い浮かびましたか? 

面白い感覚なので、是非やってみていただいて、感想を教えて欲しいです。^_^

そうは言っても、そんなに簡単にはイメージ出来ない

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イメージしようとして、簡単に出来た方ってどのくらいおられるでしょうか。

日本語との対訳をして来た私たちは、なかなか上手くいかない方も多いと思います。

さらに私たちは、stand= 立つ、take=取る、give=あげる、のように1単語=1意味の要領で本当に多くの単語を詰め込んできてしまっています。 

それでは、ちょっと使える英語には出来ないんです。

何故なら、意味がこれだけではない単語も多く、ほかの使い方をされた時にはイメージ出来ず、お手上げになってしまうからです。 

そこで、イメージするために行うステップとして、次のステップをご紹介します。

【ステップ2】本に出てくる単語を片っ端から調べてみる

私はこれをした結果、飛躍的に英語力が伸びました!

本というのは、英語の本です。 英語の本を1冊と、英和辞典をまずは用意しましょう。

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ちょっと今手元には、この長女が使っている辞書しかないのでジュニアなんですが、もっと自分を追い込みたい方は英英辞典でもいいと思います。

またインターネット上のウェブディクショナリーもとってもお勧めです。

初めのページをめくってみよう

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こんな感じです。

初めの文はこれ。

This picture has a dollop of peanut butter on one edge, a smear of grape jelly on the other, and an X across the whole thing.

という文章。

これで普通なら分からない単語のみを調べると思うんです。

例えば私なら、smearという文字が分からないのでそれを調べると思います。が!が!がーーー!!!!

それでは不十分なんです。

本当にするべきはこちらなんです。

片っ端から調べ倒す

これです。


this

代名詞: これ、この人(対that)、このこと、いま、きょう、これ

形容詞: この、ここの、今の、現在の


 picture

名詞: 絵、絵画、写真、映画、生き生きした描写

動詞: …を想像する、心に描く、…を絵にかく、…を写真(映画・ビデオ)に撮る


has=have

動詞: 持っている、飼っている、…がいる、ある、…を食べる、飲む

助動詞: have+過去分詞で…以下省略


dollop 固まり、少量


peanut butter(webで画像検索も有効)

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one 1つの、ある…、もの、…の1つ


edge 端、ふち、へり、刃


smear 塗りつける、汚す、こすって不鮮明にする、他人を中傷する、けがす、打ちのめす、徹底的にやっつける


grape jelly

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other ほかの、もう一方の、ほかの物、人


X

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across …を横切って、…の向こう側に


whole 全体の、全部の、全…


thing 物、事、状況、事態、持ち物、所持品


まで、調べてみましょう。確実に単語力が上がります!

それぞれの単語を思い浮かべながら、もう一度文章を見てみましょう。

This picture has a dollop of peanut butter on one edge, a smear of grape jelly on the other, and an X across the whole thing.

すると、こんな場面が思い描かれるのではないでしょうか。

まずは写真があるイメージ。

その写真の端にはピーナッツバター(写真のイメージ)が少し付いていて、もう1つの端にはグレープジェリー(写真のイメージ)がこすりつけられてるイメージ。そう、写真は汚れている感じ。そしてx(写真のイメージ)、つまりバツが大きく描いてあるイメージが思い浮かんだでしょうか。

そうなれば、しめたものです!

絶対知っているだろう、分かっているはずの単語も調べます。

一度は調べる、という表現の方が合っているかも知れません。

2度目に出て来た時は調べる必要はありません。ただ、思い出してイメージするのです。

途方も無いことのように感じられるかも知れませんが、必ず、2度、3度出てきた時に役に立ちます。

何故知っている単語まで調べるのか。

それは私たちの頭にある1単語=1意味のステレオタイプを無くし、多くの日本語をもって日本語の頭を英語のイメージ脳にする為なんです。

ステップ3で日本語封印って書いてあるくせに、英和辞典とかどうなんっ?と思われるかも知れません。

けれど、成人した大人にとって、日本語で多方面の意味があることを認識することはとっても有効です。

英語は日本語が第一言語の大人には、どうしたって第二言語なんです。

英語が日本語を超えることはありません

だから、より豊富な日本語で英語を包み込むように学んでいくのが効果的なのです。

ただ、その場合にも必ずイメージするようにしてください。

単語にはそれぞれ語源やイメージがあることを知るのも手!

また、単語というのは、実はそれぞれに語源やイメージがあります。日本語だって目は目の形から…とか語源があるのと同じように、英語にも語源があるんです。

一度法則を知ると、非常に便利になります。

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引用元

例えば、adventureという言葉は、

ad(〜方へ)+vent(行く)+ure(状態を表す名詞)という法則から成り立っています。

私たちが学校ではadventure=冒険とさらっと流している単語にもこんな語源や法則があるのです。

また日本語では多くの意味を持つ言葉でも、実は動詞や前置詞などの単語の意味さえもイメージで処理することが出来るんです。

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引用元

例えば、先ほど出たhave

先ほど多くの意味を書きましたが、イメージは実にシンプルなんです。

それが、こちら。

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コアイメージが自分の中にあるイメージ。

それだけなんです。

ちなみにこの本もとっても面白いですよ。

このように、それぞれにはイメージや意味が込められていることを知ることも、英語理解にとても役に立ってくれるはずです。

続けていくと、徐々にイメージで感覚的に理解出来るようになってきます

【ステップ3】日本語を一度封印する

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さぁ、今から英語を聞きましょう。読みましょう。

初めは全てを調べます。そしてイメージ出来るようにしてみましょう。

ある程度しっかりと調べている状態であれば、初めからイメージする気持ちで聞いてみましょう。読んでみましょう。

その時に、これです!

ステップ3、日本語を封印する!ということです。

私たちは英語を学ぶ時に、常に日本語とセットで学んで来たと思います。

ところが、英語で会話しようとした時、そのトレーニングのせいで、日本語を頭から取り払うのが非常に困難な状況になっています

しかし、悲しいかな、いちいち日本語を介していると、なかなか英語でのキャッチボールが出来ない、という状況に陥りがちなのです。

例えば、英語で聞く→日本語に訳す→日本語で考える→日本語で答えを出す→英語に訳す→英語で返す、という具合で、ワンテンポも、ツーテンポも遅くなってしまいます。

しかも、日本語から訳す為、日本語は大人(年相応)な言葉が思いつき、それを英語に訳そうと思うとなかなか出来ない!難しい!言葉にならない…そして結局頭だけフル回転して、相手には1つも伝わってない、ということが起こってしまいかねません。

ですので、もう初めから日本語は一旦封印です。

英語で聞きながらイメージする→自分の心に注目する→英語で答えるになるように導いて行きましょう!

いつかパズルのピースがはまるように分かるようになります

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私はアメリカに行ってから半年程は分からない時期があり、本当にしんどかったです。けれど、それを過ぎると次第に相手が何を言っているのか、本に何が書いてあるのか、作者の意図は何なのかが分かるようになったのです。

それは1つ1つのピースだった英単語が1つの文章として、まるでパズルのピースがはまったような感覚になりました。

もやがかった目の前が一気に鮮やかに輝きだしました。

辞書を引いている時はなかなかしんどい時もあるかと思います。

けれど、1ページ、また1ページと進めていくごとに、確実に調べる量が減り、分かる言葉が増え、操れる表現を自分の物にしていくのが分かると思います。

より実践的になら、CD付きのものがオススメ

本ももちろん良いですが、より実践を…と思う方は、スピードラーニングとか、これから聞く、という文章を片っ端から調べて実際に聞いて聞いて聞きまくるのがいいかなと思います。

すると耳もアイスブレイクして聞き取れるようになってきますし、その時に意味はバッチリなので聞きながらその様子がイメージで思い描けるようになったらバッチリです!

まずはお試しでこんなのはいかがでしょうか。

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