【書籍】声に出して読む英語絵本 初めてのリードアラウド

大島 英美(著)

246ページ

2011/04 発売

 

こちらの本、「英語本の音読」を我が家でもチャレンジしてみようかな、と思わせてもらった一冊です。インスタグラムのユーザーさんに教えていただきました。

 

まず何よりも英語の本にどんな本があるのか知りたくて、というのも大きな購入動機でした。

 

買ってみて……

良かった点:

リードアラウドのことが少し分かった。

リードアラウドをする時の約束事がすごく腑に落ちた。

タイトルだけではあるけど、100冊の本の紹介を見ることができる。

 

今一と思う点:

どれも写真が表紙のみの紹介で、内容は字では書いてあるんだけど、実際どのような本であるのか中身が見えない。

これが一番不満でした。

 こんな感じです。

 

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因みに、今家では「Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?」と「Chicka Chicka Boom Boom」の音読を進めていますが、その2冊はこちらの100冊の本の中には入っていません。

 

では、ここで本の中身を少し。

 

リードアラウドとは、「英語絵本を、子ども自身が、声に出して豊かな表現で読むこと、その指導方法」のことだ。

 

英語絵本を子どもと一緒に読みながら、簡単に、楽しく、総合的に英語を学ばせる。

 

との事です。実は私の小さな英語教室でもSight Word Readersから始まり、昨年度は色々な音読を宿題にしていました。

音読タイムは子どもたち家でよく頑張って練習してきた時とあまり練習してきてない時に差がかなりありました。

また難しい言い回しに苦戦していた子も徐々に読めるようになり、私がオッケーサインを出し、次の本に挑戦するという形にしていました。

次第に一見で読める子も出ていたし、今週は全然だったけど、次の週はもう自分の言葉のように操っている子もいました。音読はとっても効果的だと感じながらも、全てCDに個々に録音したものと本を一緒にセットで作っていたんだけど、次第にCDは聞いていない、先生のやつだけでいい、という子どもたちのスタイルがあり、もっと聞くことに力を入れてからの音読の方が良いと思い、今年度は皆で同じ本を聞いて、聞いて、聞きまくりながら音読をするように変えた所でした。(毎回CD-RWに生徒分毎回Rewriteする形にしてます。そして毎日欠かさず聞けたらシールのご褒美を。)

1人ひとりが同じ本を読むことで出来た時間にもっと読み聞かせタイムを作るようにすると、「もっと!もっと!」と次々に絵本を読んでもらいたがる子どもたち。まずは絵本の世界に入りこむ事って大切だと改めて思っていた矢先でのこちらの本の紹介でした。(余談が長くなりました。)

 

 

 

read aloudには3種類(段階)あるそうで、

I read aloud to kids.

(親や指導者であるわたしが、子どもに読む)

 

We read aloud together.

(親や指導者と子どもが、一緒に読む)

 

Kids read aloud to themselves.

(子ども自身がひとりひとり、読む)

という段階を踏むようです。

 

リードアラウドを何の為にするかといと、

1.子どもが楽しめるから

2.相手に通じる読み方が身につくから

3.バランスのとれた総合的な英語教育であり、あわせて情操教育もできるから

 

100冊は「見た目」と「読み心地」で選ばれているそうで、「入門」「初級」「中級」「上級」の4レベルに分かれています。レベル分けにはレクサイル指数というものを採用されています。CD付きのものや、音源があればそちらとともに。でも出来ればそれをもとにトレーニングをした親が。親が読むなら発音やアクセント、語彙をしっかり確認すること、読みながらその情景を目に浮かべること、絵を細部まで観察すること、などが書かれています。

 

で、この本を読んでこれはいいな、と思ったのが、子どもとの約束の箇所。

 

約束1. 読んでいる文字を指でなぞる

これ、考えたことなかったです。なるほど!

読みながら、文字や文章の構造的特徴に意識を向ける効果あり!とのこと。

「教えずして教える」と筆者は言われています。確かに!!

 

約束2.読めないところは「ムニャムニャ」ですます

それでもいいのか!って子ども絶対気持ちが和らぎますよね!

「そのうち自然にムニャムニャは減るよ」って言ってあげると良いそうです。

素晴らしい~!!

 

約束3.「感じ」を出して読む

 

約束4.(家で)誰かに読んであげる

こちらは反復練習になるだけでなく相手に伝えるトレーニングにもなるし、それで褒めてもらえば自分の自信にもなるだろうし、家族も子どもの成長が分かって嬉しいし、すごくいい。

 

そして100冊も、結構知っている本が載っていたので嬉しく思いつつ、それでも知らない本は中身が見たいな~と思うのでした。

 

家にある本としては、

入門

 

No, David!

 

Yo! Yes?

 

Go Away, Big Green Monster!

 

初級

 

Can I Play Too?

 

Good Night Moon

 

I Like Me!

 

Dr.Suess’s ABC

 

中級

 

Little Blue and Little Yellow

 

We’re Going on a Bear Hunt

 

上級

 

One Fish, Two Fish, Red Fish, Blue Fish

 

The Cat in the Hat

 

The Giving Tree

 

以上、家にあるのはたった12冊でした。

ここに載ってないけど持っている本の方が断然多いです。

 

そして前からずっと気になっていた本も載っていました。

入門

 

Lemons Are Not Red

 

I Went Walking

 

Cat the Cat, Who Is That?

 

初級

 

Hop on Pop

 

The Carrot Seed

 

中級

 

Pete’s Pizza

 

Fox in Socks

以上の7冊は前から気になっている本です。

噂に聞いている本だったりもして……。

 

これらの7冊、中身が気になる。

 

気になるとやはり買ってみて……とかしかないのも切ないので、図書館にあればそれで内容が確認できるといいな……。

 

でもそれは産後になりそうです。

 

今ある本の中で、まずは取り組んでいきたいと思います。

しかし何故エリック・カール氏の本がないのだろう……。

結構いい本色々あるのに……。ぐすん。

 

「 We’re Going on a Bear Hunt」とかはYouTubeで歌ってるやつとかあってとってもおススメですよ。こちらは読み聞かせに。

youtu.be

 

Go Away, Big Green Monster!」は私はAmazonのを知らないんだけど、JY Booksの音源が個人的にはお勧めです!

youtu.be

 

昨日届いた本にも音読のことが書いてありました。

 

こちらもお家英語では少し目指しているものが違うかなと思いながらも、英語教室ではかなり役に立ちそうな内容もありました。

またしっかり読み込もうと思います。

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