【書籍】1日5分からの英語で子育て

今日は私が尊敬してやまない羽織愛さんという方の書籍をご紹介します。こちらの本は素晴らしいバイリンガル、山移玲さんとの共著です。

著者について

羽織愛さんは、東京のSUNNY BUNNYという英語教室の創設者で、3歳までに始めて週2回、3年以上きちんと通っておられる生徒さんが今の所全員バイリンガルになっておられるそうなのです。しかもただ英語がベラベラないけすかないバイリンガルではなくて、皆に愛され、皆をひっぱっていけるバイリンガルに。さらには英語は苦手というお母さんをお持ちのお子さんをもバイリンガルにされているのです。気になる方はSUNNY BUNNYのブログページはこちらです。

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それは色々やってみて得られたノウハウというよりは、理論に基づいてやってみたら皆がバイリンガルになった、という感じだそうで……

気になりますよね、その理論。

そして理論に勝る英語教育への情熱。

現在、日本バイリンガル化計画を実施しておられるとか。

この本は、その理論に基づいて、愛先生がお持ちのノウハウを噛み砕いてこれから初めて英語育児をする方にもとっても分かりやすく書かれています。

なので、これから英語育児を始めようかな、という方に本当にオススメの内容になっています。

また、愛先生は、さらっと見てもオッケー、がっつりするにもオッケーと言っておられて、一見単純な文章に見える中にもものすごい情熱や戦略がこもっているのです。

愛先生は、認定講師養成講座も開催されていて、バイリンガルを育てる講師の育成も行っておられます。私はこの講座にものすごく行きたくて申し込む寸前まで行ったのですが、子どもたちの問題などがありその時は見送ったのでした。

もちろんこの講座には講師だけでなく、英語育児をしたいお母さんも受けることができます。

次また関西で講師養成講座が開講された際には真剣に考えたいと思っています。

そして、いつか先生の為の本を愛先生が出版してくださることを夢見る私です。絶対買う!バイブル決定です!

そんな私ですが、過去に2度愛先生のイベントに参加させていただいています。

その1つが今年の3月。

その時の様子がこちら。

そしてさらにファンになってしまいました。

私はこの時に聞いた愛先生の話を元に英語育児を始めたので、あまりブレることなく、もしかしたらアップテンポで英語育児が出来ていると思います。

お母さんがいくら英語ができても、お母さんが英語ができることと、お子さんが英語ができるようになることとは全く別だと私は思います。

それと同じでいくらネイティヴでも日本の子どもをバイリンガルに出来るか、というと必ずしもそうではないと思うのです。

やはり正しい方法で導いていかなければ、いくらネイティヴといえども、しっかりとノウハウを習得した日本人講師にはかなわないと思います。

本の内容は、タイトル通り、お家で1日5分から英語で子育てを始めるやり方や、その時に話す英語を山移玲さんの音声付きで紹介されていたり、オススメの絵本35冊の紹介がされています。

本の目次

1章 ココから始めるのがポイント

わずかな「英語タイム」で効果バッチリ!

2章 英語が大好きな子に育つ!

「うまくいく秘訣」は4つある

3章 「良質な英語」をグングン吸収!

「絵本選び&環境作り」の秘訣とは?

4章 子どもがイキイキと英語を口にする!

ムリせず楽しくステップアップする方法

5章 初心者ママでも楽しくできる!

絵本を使った「.ちょこっと英会話」

6章 絵本を暗唱できるようになったらチャレンジ

楽しく話せる!「日常英会話」

7章 バイリンガルの素地ができる!

「英語で子育て」の秘訣を教えます

CDがついていますが、携帯からも音声がダウンロードでき、いつでも聞けるようになっています。

本の感想

どの言葉も以前に聞いた言葉もたくさんありますが、より初めてお家英語をされる方向きに書かれています。英語育児の指南書ってあまりなくって、実際情報がたくさんありすぎてどうすれば一番いいのかが分からずに、英語育児をすると言っても何をすればいいのか分からない、やってみてるけどこれで合っているのか分からない、という不安を解消してくれる一冊になっています。

何よりこの3つのルール!!

意外と出来ていないというご家庭が多いのではないかと思います。

その一つに「毎日欠かさず取り組むこと」。これは正直難しい日も多くあると思います。でも、愛先生の話を聞いてから取り組み始めた私は、これは守っています。

なので、英語育児を始めてから半年が経ちましたが、たった5分だけだったとしても毎日英語に触れるようにしています。今では子どもたちの独り言が英語になることが増えてきました。英語の絵本も好きですし、英語の番組も全く嫌がりません。まだまだなんですが、ベースとしては今積み上げている実感があります。

他にも読んでいて、いくつも名言が!!

 少し紹介させてください。

A-ha!!体験について。

こんなふうに毎日、絵本を読んだり、英語で話したりして、redという言葉を繰り返し聴いているうちに、あるとき突然、くるのです。A-ha!!が。

「redとは、つまりこの色のことか!!」といつの日か、お子さんが気づきます。これが、幼児期の英語の理想的な習得方法です。

うーん、来て欲しい!

我が子にもA-ha体験の波!!

他にもメモりたい言葉の数々……。

一方、繰り返し読まずに、新しい本をどんどん与えてしまうと、英文を覚えることができないので、「何となく英語の絵本に慣れる」ことはあっても、「英語を話せる」ようにはなりません。

お子さんが英文を覚えられるぐらい、繰り返し読んであげることで、発話につながる英語力が身に付くのです。

今長男は「The Very Hungry Caterpillar」にはまっていて、毎晩それを読んで欲しがりますし、長女は「Ten in the Bed」が大好きで、毎回これを読んでもらいたがっています。こちらは歌があるので好きみたいです。

たくさんの種類の本を読んだからその分英語力がついているはず……というのは実はそうでもないということ、また愛情をこめて毎日同じ本を読むことの大切さを教えてくれる一文です。

今のこの絵本読みがいつの日か発語につながり、よい思い出として思い出してくれる日が来ますように。

そしてそして、名言!

間違えても褒める

これ、あまりやってこなかったのではないかと思い長男にやってみました。

長男が赤の物をさしながらblueというので、「Good try!!! It’s red.」って言ってみんです。すると、「…Red. Red.  It’s red!!」と、今度は本当に赤の物をさしながらredと言ったのです。すごーい!嬉しいー!そして今では毎日保育園の帰り道、ずっと「It’s yellow! It’s blue! It’s red!」と言いながら黄色、青、赤のポールに触れて帰るというのが日課になっている我が家です。

これからもどんどん間違ってもトライしたことを褒めていきたいと思います。

そして今まで絵本を読み終えた後に「Thank you」と言ったことがなくって、また言うべきものだとも思ったことがなかったので、次読む時には心がけてみようと思います。

絵本育児の醍醐味とも言えるこちらの一文。

こうして日常生活とリンクさせ、絵本の英文に「命」を吹き込んであげると、生きた英語に変わるのです。

是非とも実践したいと思います!

実際に、balloon gets bigger and bigger…という言葉から次女はbiggerという言葉やlongerという言葉が比較級であることを感じとり、実際に使ったりしてくれていたので、本当に今後がとっても楽しみです。

もっともっとリンクできるようにしていきたいと思います!

またどの本を読んだらいいんだろう……と途方にくれているお母さんの為に、良書35冊の紹介がされています。

こちらの本から始めるとよいのではないかと思います。

最近英語育児を始めて、他のお母さんよりもほんーの少しだけ先輩になった私ですが、そうなると英語育児をこれから始めようと思っておられる親御さんにオススメの絵本は何か?と聞かれることがあります。

そんな時には私の子どもたちが大好きな絵本の紹介とともに、こちらの本の紹介もさせてもらっています。^_^

コメント

  1. jibu3 より:

    早速注文してしまいました。
    こういう本が好きなのもありますが。
    毎日続けるとかうちにとってあちゃーやってないわということが盛りだくさん書いてありそうな気がします。
    私が1度目に英語育児を始めようと思った時は指南書がないから何から始めて良いか分からずというのと英語は英語で説明するのが良いみたいなのを読んで、英語苦手な私は迷走したあげくリタイアしました。
    今はDWEと教室で細々でもやってますが、あの時もっと進む道が分かっていれば勉強嫌い時期に突入する前に軌道に乗せられたのになと悔やまれます。
    絵本もなんども読むのが良いんですね。
    確かにそうか。
    ついつい買い物楽しいで新しい本を投入してしまうのでいかんなぁ。
    為になることが沢山かいてありそうで届くのが楽しみです。

  2. akey39 より:

    jibu3さん
    コメントありがとうございます!^_^
    私も本当にどうしたら良いのだろう?とハテナばかりでした!そして愛先生のイベントでは何でも質問出来る雰囲気で、疑問なことを皆いーっぱい伺ってなるほどー!!と混乱した頭を整理したことを思い出します。本当に指南書なるものがこうしてあると、英語育児する私たちにとってありがたいことですよね。
    こちらには英語で話して欲しいと思ったらまずはお母さんから。英語オンリータイムのことが書かれています。でも愛先生曰く、初めはお風呂の時だけオールイングリッシュとかから始めるとよいとおっしゃってましたよ。
    後逆トラウマのことも言われていました。^_^
    トラウマの反対で英語をしている時にたくさん褒めてもらったり、楽しかった記憶から英語を嫌いになろうとしてもなれないという状態だそうです。我が家もそれを目指していますが、TACも慣れてきて、言えるのが段々当たり前になってきつつあるので、良いところを見つけてはこれからも褒める姿勢を忘れずに続けていきたいと思っています。^_^
    そしてそしてDWE、本当によい教材だと思います。
    どの文章も応用しようによって、かなりの言葉が話せるようになると思うのでじっくり取り組んでいきたいと思っています。それこそ繰り返し繰り返し読み続けることのできる教材だと思っていますよ。^_^
    教室も頑張って行ってるんですね。アウトプットの場としても良さそうですね。^_^

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