先日図書館で借りた本に紹介してあった本がとっても良かったのでご紹介します。
小学4年で習う漢字は200字。
こちら、我が家のトイレにはってあるポスターです。
若干濡れてたり丸がついていますがお気になさらずに。汗
小学生のうちに習う漢字は
1年生:80字
2年生:160字
3年生:200字
4年生:200字
5年生:185字
6年生:181字
合計1006字
こちらの本にはこのように書かれています。
三年生、四年生はもっとも多く覚えなければならず、一二年生に比べると、習熟率がぐんと下がります。
高学年になると、積み残してきた漢字を復習させながら、さらに新しい漢字を指導しなければなりません。しかも、国語の授業時間数は低学年より大幅に少なくなります。そのため、漢字の習熟は家庭での学習によるところが大きくなります。
漢字指導の難しさのもう一つの原因は、教科書にあります。国語の教科書は、漢字を指導するために作られたものではないため、どうしても無理があるのです。(中略)
そのため、どうしても機械的な反復練習に終始することになり、漢字学習に興味がもてない子どもたちが出てしまうのです。
単元ごとに新出漢字を学習することになっているため、その単元ではよく覚えているようでも、何ヶ月かすると忘れてしまうということが起こるのです。
この本は、
「覚えさせたい漢字が入った童話である」
この一言につきます。
私も読んでみましたが、30ページ弱の読みやすい量で、違和感のないストーリーになっていました。話の内容は父と息子が「ミラクル象」を探す旅に出る話です。
童話はこのような感じです。
イラストはほんの少し入っているかな、という感じです。
4年生で習うべき漢字が入っているので、少し内容的に難しい言葉も入ってきていました。しかし何度も色々な漢字の展開がある為、一度出ただけなら印象に残らないかも知れない漢字を何度も目にさせることで自然と覚える仕組みがありました。
例えば、こちらのページの中にこのような文章があります。
「やせ型の体型をしていました。その上、照れ屋で、典型的なA型のタイプの子どもでした。」
これ、型という文字がこの文章内で4回も出ています。しかも読み方が「がた」「けい」「けい」「がた」という違った読み方として出てきます。
また反対語も出てきます。これは恐らく教科書でも反対語として出ていたりするのかなと思うのですが、「そりゃあ成功すればの話だろう。失敗したら、最悪だよ。」という文章のように一つの言葉の中に反対語も入っていたりするのも良いなと思いました。
本が読み終わると下を隠して読めるかやってみます。
色々な読み方を読み、読むのがスムーズにできるようになったら書く練習をします。
これが0から20グループまであります。
娘の漢字練習はまだまだ始まったばかりですが、これはいいな、と思ってみています。
今回、4年生と3年生の本を購入しました。
その他1年生から6年生までの漢字童話を購入することが出来ます。
1年生の漢字童話
2年生の漢字童話
3年生の漢字童話
4年生の漢字童話
5年生の漢字童話
6年生の漢字童話
お得な本もありました。
こちらは学年ごとに分かれているので、これ一冊でも良かったかも。
こちらのドリルは上記の本のドリルになっています。
中高生のも出ているみたいです。
皆さんもうすでにご存じだったかも知れませんが、こんなナイスアイディアの本が出ているんですね!これからこちらの本には小学生の間お世話になりたいと思っています。
3年生、4年生のものはもう購入してしまったのですが、次は1年~6年生対応の本を購入したいと思っています。^^
また効果などは今後子どもの様子を見ながらお伝えできたらと思います。
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