やった分だけできるようになる。
やれば出来るし、やらなければ出来ない。
大抵のことはそれだなぁとしみじみ思う私です。
私の英語教室で、毎回自主学習をするとシールをあげています。
小学中学年ともなると、ノートに書くのが楽しい子がいて、本当はたくさん話してほしいんだけどな……と思いながらも、ノート3ページにつきシール1枚にしていたんですが、ある生徒さん。
毎回40ページとか書いてきてくれるんです。
それで、毎度10数枚から20数枚のシールを貼って帰ってます。
長女は、今は英語教室には参加してないんですが、まず書いたことない。汗
やっぱり私は話すことをどうしたら家でも出来るだろうかと思い、毎回色々な宿題を出しています。
毎日必ず言わなければシールが1枚もらえないような宿題ばかり出しているんですが、今回言った分だけ数えて来てという宿題を出していました。
目指せ10回!と伝えた時に、いつもノートをとっても書いて来てくれる子が毎日10回言えそうと言っていたんです。
それを長女にも伝えると、長女なりに毎日5回挑戦すると意気込み、実際頑張って文章を言っていました。
こちらは長女のものです。
5回もなかなか難しそうにしていた長女。
そしてまた英語教室の日がやってきました。
そして彼女の練習回数を見ると……
こちらがその生徒さんのものです。
ドーンと150回してました。
一週間で150回!!
そしてシールは10回で1枚なのでその部分だけで15枚もらって帰っていました。
ノートは現在9冊目。
シール帳は現在7個目。
彼女、1年から4年まで長女と同じクラスなんですが、担任の先生が「彼女は別格」と言っていましたが、いやはや、私にもその意味が痛い程分かります。
彼女、はじめてのことは出来ないんです。
それはどの子とも同じなんです。
しかし、次の週には出来るようになっています。
それは英語に限らず、あらゆることで。
ボール音痴と思っていた長女がバレーボールに入り、一年後にはかなりバレーボールらしくなっているように、「あの子出来るな〜、すごいな〜」と思える子というのは結局のところ「やっているか」「やっていないか」の差でしかないのではないかと思うのです。
ただ持っている資質もあるかも知れません。
それは「負けず嫌い」。
これは、うちの長女はまるで持っていないんですが、彼女は持っています。
マラソンが学年で2位で泣いてしまう彼女。
そのマラソンもぶっちぎり。
長女なんてその数分後に帰って来てました。
でも悔しがる様子はなし。
今年は長女、3位になりそうでしたが、途中バレーボールの子2人に抜かされて学年で5位でした。
バレーボールの子、確実に鍛えられています。
来年が楽しみです。
文武両道は本当に時間とのたたかいで難しいです。
ちなみに彼女がいつ英語をやってくれているのかというと、朝だそうです。
朝5時半から6時まで呪文のように文章を言いまくり、6時から6時半までノートを書きまくっているんだそうです。
もう、もう、もう……
彼女がバイリンガルにならんかったら嘘や〜!
私がちゃんと育ててあげれなかったら、それはつまり私は誰のこともバイリンガルには出来ないのではないだろうか、と思える程生徒さんの英語への情熱は熱いです。
何とかしたいっっ!
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