子ども宿泊料金340円の富山県黒部市あこやーの

親子でおでかけ

この春休みに、長女のバレーの遠征に3女を連れて行ってきました。

2泊3日、往復12時間のバスの旅に、赤子と極度の酔いやすい自分とにただただ不安で仕方なかったのですが、心配していた車酔いもほぼなく、赤ちゃんも終始機嫌良く、素晴らしいロケーションに癒され、結果的に行って本当に良かったです!!

楽しい旅になりました。

今回は、バレーの遠征で行った宿泊施設「あこやーの」について書きたいと思います。

あこやーののホームページはこちらです。

地域の芸術文化、スポーツ活動|黒部市ふれあい交流館 あこや〜の

あこやーのって?

黒部の自然の中で人々がなごやかに集い、ふれあいながら楽しく学べる多目的宿泊研修施設です。芸術文化、スポーツ活動、青少年育成活動、企業セミナー、その他地域交流活動などといった多様なニーズに応えられるような新しいサービスの提供をしています。会議ができる大研修室などはもちろん、スポーツができる体育館やキャンプ場、野外炊飯施設、また屋外レクリエーションとしてディスクゴルフやウォークラリーも行える環境もあり、様々な用途で使うことができます。

家族での宿泊もオッケーなので、気に入ったら、富山に行かれた際に泊まってみるのも良いかも知れません。

私たちは子供14人、大人13人で2泊してきました。

施設の全体像はこちら。

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館内はこちら。

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それでは、あこやーのや黒部の魅力とともに紹介したいと思います。

魅力その1:子ども料金が340円と格安!

あこやーの、何がすごいって子供料金の安さが半端ないです!

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子供料金、340円!!

安すぎる〜!!

宿泊する場所は大人も子供も同じ二段ベットか、もしくは畳の部屋がありました。

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一部屋は8人部屋になります。

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ロッカーも8個ありました。

冷暖房は自室で管理出来ますが、温度設定は一定になっていて、私たちの部屋では23度設定になっていました。付けるとしばらくすると暑くて、寝るときは暖房せずに寝て丁度良かったです。

ベット上には敷布団、毛布2枚、枕が常備されていて、シーツ1枚、枕カバー1枚をもらい、シーツにくるんで寝ました。

魅力その2:景色が絶景!

部屋から出た廊下からや、食堂からの景色が絶景です!日本の夕日100選にも選ばれているそうです。

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夕日が沈む様子を2日とも見れました。

海に夕日!さらには山も素晴らしいです。

これは宿泊施設からは見れませんがこんな感じです。

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立山の雪山と、海のコラボ!!

ブラボー!!

さらには能登半島がうっすら見えるなど昼も夕方も本当に素晴らしい景色でした!

魅力その3:水が美味しい!

バレーの練習の合間に近くを散歩して案内していただきました。

北アルプスの山々から流れ下りた水は地下水となり、湧き水となりあちこちで湧き出ていました。

それがこちら。

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飲んでみると、塩素臭さなどもちろんなく美味しいお水でした!

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こちら、14と書いてありますが、全部で20カ所の湧き水スポットがありました!

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それぞれ味が違うんだとか。

飲み比べに歩いてみるのも素敵ですね。

魅力その4: 食べ物が美味しい!

富山にはお米や、野菜、豚に、ホタルイカ……。

名産物がたくさんです。

jpsatobunka.net

バレーの練習中はお弁当をいただいたのですが、2日目は、せっかくなので、と、魚の駅生地にある「できたて」というお店でお昼を頂きました。

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美味しかった〜!!!

魅力その5: 類まれな恵まれた地形、土地柄を知ることができる

先程、立山と海のコラボ写真を載せましたが、この地形、奇跡の地形のようで、このような記述がありました。

高低差4,000m! 奇跡の地形

立山連峰をはじめとした標高3,000m級の北アルプスから、一気に水深1,000mの海底に到達する富山湾は、急峻さでは世界的にも類を見ない、ダイナミックな地形の構造。この「高低差4,000m」の奇跡的な地形の海底には、海の青さが一段と濃く見えることから「藍瓶」と呼ばれる海底谷があり、ここがベニズワイガニやシロエビなどの良い棲みかになっています。
しかも、地形が急峻なために、漁場から港までの距離が近く、まさに生け簀から魚をすくうがごとく鮮度が落ちる間もなく運べます。これが富山湾の魚がおいしい秘密です。

3層構造の海水と多彩な魚類

富山湾の表層には、河川等の影響を受けた塩分の低い「沿岸表層水」があり、その下層から200~300m付近には「対馬暖流系水」が流れます。この流れに沿って暖流系の魚が富山湾にやってくる一方、水深300m以深には低温の「海洋深層水」が流れ、冷水系や深海系の魚介が生息します。日本海に分布するとされる約800種の魚のうち約500種が富山湾には生息しているといわれるほどに魚種が多彩なのには、海水の3層構造も一役買っているのかもしれません。

引用先

www.info-toyama.com

ブリにホタルイカ、シロエビと美味しい魚に、美味しいお酒、美味しいポークに、美味しいお米……それらはこの類まれな地形がもたらした富山の宝であるのを感じたのでした。

魅力その6: 地域の方が優しい

今回出会った皆さん、とっても素晴らしい方でした。

監督さんからはたくさんのおもてなしをしていただき、男性陣は海の幸などを食べに夜ご飯をあこやーのでは食べずにお店で堪能してきていました。さらには温泉も満喫してました。子どもたちには、練習途中に観光に連れ出して、海まで連れて行ってもらったり……。親御さんからはお弁当の時に暖かいお味噌汁を作ってくださっていたり、ドリップコーヒーを用意してくださっていたり、色々とお世話していただきました。

親御さん、皆さんにこやかで本当に素晴らしい方たちでした!

監督さんが言われた言葉が印象に残ったので書かせていただきます。

「今回出会った皆にまた会うのは非常に難しい。一期一会。茶道の言葉ですが、一生に一度の出会いに心を尽くすという意味です。」

まだ色々言われていたんですが、最近記憶力に自信がなく……。

一生に一度の出会いに心を尽くす……素晴らしい精神だなと思うと同時に、まさに監督はそれをまっとうされたなと思ったのでした。

それほど素晴らしい監督さんであると感じました。

魅力その7: 食塩泉と硫黄泉が混合している国内でも珍しい温泉、金太郎温泉へ!

夜は1日目はあこやーのの大浴場に行きましたが、2日目は大人だけ順番に金太郎温泉へ行ってきました。

www.kintarouonsen.co.jp

源泉100パーセント掛け流し金太郎温泉は大地が沸かしてくれた湯量豊富な天然温泉。
食塩泉と硫黄泉が混合している国内でも珍しい泉質。
75度前後の高温の湯は成分の濃さと効能に定評があります。

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温泉のドアを開けた瞬間、硫黄の香りがプーン!!としました。

苦手な方も居られると思いますが、とっても珍しい温泉に、たくさんのお客さんがおられました!!

よい体験をさせていただきました。

赤子がいた私にとっては至れり尽くせりのアメニティや施設で助かりました!

逆にあこやーのはそういったものがなく、全てがセルフなので、小さい子どもは少し大変かな、という感じでした。

魅力その8:魚津水族館

魚津水族館

到着後、あこやーのの受付時間まで少しあり、水族館へ連れて行ってもらいました。

詳細はこちら。

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水族館の近くには

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遊園地のような遊べる施設もありました。

水族館は、富山県の魚が中心に紹介されていました。

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水族館の裏側がみれたり、魚ショーなどもありました。

また、写真が撮れるスポットも色々な所にあり、小休憩出来る所もありました。

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水族館を出た所にお土産やさんもあり、そこで吟味しながらお土産を皆買っていました。

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とにかく商品が山のようにあって、子どもたちはウキウキしながら買っていました。

今回2千円持って行っていたのですが、ほぼ全部お土産代に使う子が多くて、優しい子たちだな〜と思いながらみていました。

こんなに魅力でいっぱいのあこやーの、富山県なんですが、いくつか残念・注意するポイントもあったので、合わせてご紹介させていただきます。

料理が海の幸ではなかった

あこやーのの料理は日替わりなのでたまたまかも知れませんが、今回は朝も夜も魚が出ることはありませんでした。

夕食はこちらです。

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ボリュームはたっぷりでした。

時間が決まっている

青少年育成の場である為、時間がきっちりと決まっていました。

朝6時半に鐘がなり、7時にも鐘がなり、7時から8時までが朝食、夜6時から7時までが夕食、お風呂は何時から何時まで、消灯は夜10時といった感じです。

お布団はきちんと畳んで返すように畳み方指導がしっかりある

最初にレクレーションがあったのですが、その大半がお布団の畳み方についてだったことがとても印象的でした。 

次に使う人の為に、ととても強調しておられ、シーツでくるんで毛布と体が直につかえないような使い方で、恐らく毛布や敷布団はいちいち洗われていないのではないかと思われます。

飲食禁止

飲食禁止ということで、お茶も廊下で飲むように言われていました。

食堂にはビールなどもあるそうですが、実際に注文される方は少ないそうです。

消灯時間が決まっている

消灯は確か10時だったかな?

10時になるとトイレ以外は消灯されるようになっていました。

こんな感じで、メリットデメリットなどありますが、とにかく安くで行きたい!部員がたくさんいるクラブメンバーで泊まりたいという方にはかなりおススメの場所でした。

因みに、持ち物は、

  • バスタオル
  • フェイスタオル
  • ボディーソープ(あこやーのにもありました)
  • シャンプー(あこやーのにもありました)
  • 歯ブラシ
  • 歯磨き粉
  • パジャマ
  • 水筒
  • 携帯の充電器
  • 筆記用具
  • 子どもと自分の保険証
  • 次の日の服や体育館シューズ、靴下
  • 化粧品
  • ナイロン袋

ぐらいですかね。

それに赤子を連れていた私は、

  • チャイルドシート
  • チャイルドカー
  • 赤子のインスタント、スプーン
  • 赤子のほにゅびん、ミルク、お水2リットル、哺乳瓶洗い、食器洗い洗剤、赤子用水筒
  • 赤子のタオル、着替え、予備の着替え
  • オムツ、オムツ拭き
  • 授乳ケープ
  • 母子手帳

 などなど追加で持って行きました。

生身の赤子ともどもかなりのもんでした。

ナイロン袋は100均で50枚程入ったやつを持って行きましたが、これは役に立ちまくりました。

ナイロン袋は、多いに越したことはない

そんなこんなできちっとまじめに過ごしていたかというと......

全くそんなことなく、とってもはっちゃける若い皆さんでした(私が最年少なのに)

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