次女、現在小学1年生なんですが、「読む」行為をあまり積極的にしようとしません。
そんな状況を知った義母さんから、「今公文を習うといいよ」と言ってもらい、今まで家から数分の所にある公文に我が子を行かせようと思ったことがなかったので、てんやわんやの我が家です。(母が1人で)
しかもお金は出してくれる、というのです。
ありがたい話です!
ありがたい話なんですが、私は現在悩み中なのです。
義母さんは、元小学校の先生で、その後別の教育機関で長く働かれた経歴があります。義母さんの次男、三男は公文歴がありますが、主人である長男は公文をしていません。
私はどちらかというと子育ての目標を、今のテストの点数や授業についていけるようにとは思っておらず、それよりも「将来社会に出た時に困らないように」する子育てを意識してきました。それは大学教授だった父が私をそのように育ててくれてとても生きやすいと私が思っているために私も出来る限り「よかったな」と思えたことを実践しているからです。
さらに与えすぎには気をつけていて、勉強についても与えすぎないようにしていました。
子どもに「◯◯しなさい」などのように一方的な指示はしないように気をつけており、指示をあまり出さないようにしていました。
その代わりに何かして欲しい時には「◯◯だから◯◯してくれる?」と本人の意思や意見を聞いていました。
その甲斐あってか、我が子たちはみんな自ら進んで手伝いをしてくれます。その手伝いも、下は3歳でバナナ、りんごを切りヨーグルトを作ったり、上は小5で朝ごはんに卵焼きやソーセージなどを焼いたり果物を切ったり、時にはサンドウィッチにしたり、夜ご飯にぶっかけうどんとその具材を用意したりと、結構本当に役に立つことを他人のために自ら喜んでしてくれています。
自分からしたいからしているので、その見返りも特に求めません。我ながら本当にいい子たちなのです。
ただ、長女に関しては小3までは普通にこなしていましたが、小4の10歳の壁に苦戦しました。圧倒的に読書が足りない!と思った母は、そこから1年生のための伝記……から始まり多くの本を読んでもらいました。
今では漢字もかなりの量をこなしているし、算数も何とか出来ています。
そんな平凡な我が家にやってきた公文問題。
まずは国語から、と義母さんは言っておられます。
私は初め少し違和感があり、何となくネガティブに捉えていました。
公文の無料体験に行くと質問を理解すれば答えられるのに、まず質問を読もうとしないからいつまで経っても問題を解こうとしない姿がありました。そしてだいぶ経ってからスイスイサクサク答える姿もありました。
次女に関してもほかの子と同じように将来困らないようにという方針で関わっていますが、次女は我が家の子どもたちの中では少しタイプが違う子のようにも感じています。
長女(小5)と長男(4歳)は優しさの塊のような乙女座同士で、何かと波長が合うのです。何かを人にしてあげたい!と思う気持ちが強く、自己犠牲とかも割としちゃうんです。ちなみに主人も乙女座なので、我が家、乙女座率高すぎです。ただ、長女や主人はとにかくゆっくりとしたペースで生きているように思います。ゆっくりと、着実に、粘り強く……という感じです。多少の意地悪をされてもさらっと許しちゃう寛大な心の持ち主です。
それに対して次女(小1)は、若干宇宙人的な子です。学校に行って片っ端から長女の同級生にカンチョウしまくり非難されちゃうこともありました。次女の行動が読めません。そして意味が分からないことが多々あります。日常生活でも、ほかの子が片付けしている中、片付けをしないようにスイっとうまくやったり、1人テレビを見たいからバレーのお迎えについて行かない!とテレビを見ていたりします。もちろんその気になれば全部掃除や片付け、手伝いをしてくれる時もあります。彼女の気分が乗れば結構すごいことをしてくれます。そしてLaQや、パズル、ブロックなどが得意です。ささっと作り方の書いてないLaQの写真から実物を作ってしまったり出来ます。学校では、出来ないとすぐやる気をなくして嫌になってしまいます。ペースはやらない時は全くしないのに、やり出したら結構ハイペースです。
そんな次女を見て公文を勧めてもらったのもあり、体験後、後日先生から2時間ほどの面談があったことや、ほかの公文に行かせる母たちからも話を聞いたりしたのもあり、少しずつ公文もありかも……と思ったりもし始めたのだけど、公文が何たるかを知らずに決めてはいけない!と現在メルカリでいくつか公文の本を買い、届くのを待っている最中です。
公文式に重大な落とし穴?「東大生の3人に1人は出身者」のカラクリ | ビジネスジャーナル
こちらの記事のように、小学生低学年までは「ありかな?」と思っていた私ですが、やはり多方面からのデータも欲しいので、ネガティブな記事も色々探して読んでいました。
これなんか、面白かったです。
お金をかけないで幼児教育したい! 公文式について思うこと。~主婦の井戸端会議から~
公文をすることで逆に「良くない習慣」になってしまったものを変えるのにものすごく努力しなくてはいけないのでは、とも思えてきました。
公文のように
- 早いことはいいことだ→物事をじっくり考える習慣がなくなってしまう危険性、早くすることを考えるあまり表面的にしか読まない可能性
- 音読のタイムを計り、読めるようになる→読めるが内容を理解していない可能性。イメージを膨らませ自分の世界に入りながら本の世界を楽しみ、そこから自分の意見を持ち、それを表現する機会の欠落の可能性
- 宿題が多すぎる→子どもらしい時間や、体験から学ぶことの減少の可能性
- 先取りしすぎて、現学年の漢字などが思い出せず書けない、覚えておらず解けない→先取りってそもそも必要ある?ゲーム感覚なのは楽しいかも知れないけれど、その代償が大きすぎるように思えてしまう
- フラッシュカード→私はこれは少し危険を感じています。体験後の面談でフラッシュカードでこんな風にする、と子どもに実際させていたのを見ていただけなんですが、その日の夜ずーっと頭の中でそのひらがながグルグル頭の中を駆け巡っていました。これはかなりのストレス(母には)。そしてこれは1日5分だけとかならまだしも結構がっつりあったので、それによる影響も若干恐ろしい。
- 教室の中は静かで無言→集中しているのは素晴らしいけれど、先生が丸つけに終始して教えていない。もちろん初めはつきっきりで教えてくれるのかも知れないけれど、間違った時の対応の仕方が納得いかない。
- 週2回ある→このトレーニングを週に2回もするんですか〜!それはボリュームありすぎる(母から見て)
- インプット方が結構自宅でも出来そう→ならばちょっと試してからでも遅くない??
面談時、体験は2回までにして欲しいということと、特に生徒は募集しておらず今回は特別だということ、そして他に入ったらもう入れないかもということを言われました。
これはあせらせるのが目的なのか本当なのかは分かりませんが、一度入ってしまうと恐らくもう退会出来ない程の圧が退会希望時に出てくると予想されます。
すでに圧が結構ありますし。
ついには友だちに教えてもらった「どんぐり倶楽部」の著者が書いた本を買ってしまうという始末!!
でも、この決断は後悔したくないので、明日体験第2回目があるのですが、すぐには習うと言わずにもう少しだけ猶予時間を与えていただいて、本が届き次第読みたいと思います!
(予定が朝から晩までつまりすぎていて読む時間はあるのか、という状況ですが、子どものためなら!)
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