
最初から。
前回の記事。
日本語バージョン:インターンシップ、カウンセラー編
彼女は泣きながらカツラを外していて、外した頭からは所々まばらになった髪が見てとれました。
彼女は夫から家庭内暴力を受けていました。
別の日、シェルターに行く時、私たちは偶然に彼女の夫に出会いました。
彼は紳士的でとても妻に暴力を振るようには見えませんでした。ただ頭が良くてキレたら少し怖そうには感じました。
カウンセラーの方が人は見た目では分からないわね、と言っていたけれど、本当にそうだな〜って思いました。
教会が管理しているシェルターは普通の家に見えたけど、入り口は道路には面していませんでした。
そのシェルターである一組の家族に会いました。
女性と彼女の子供が一緒に暮らしていました。
その場所は窓なども締め切られていたからか少し暗い印象でした。
シェルターって日本にとってもとてもよいシステムだと思う。
子どもの為のシェルターも必要だと思うけど。
English Version: My Internship in A Counselor Section.
The lady was crying while she took her wig off so that we could see her sparse hair.
She was the victim of domestic violence from her husband.
On another day, when we were going to a shelter, we saw her husband on the street by chance. He looked very polite and didn’t look like he had used violence on his wife. But he looked very intelligent, and if he got angry, I thought he could be very scary.
The counselor said, “You can’t judge a book by its cover,” and I thought it was true.
The shelter the church managed looked just like a house. The entrance didn’t face the street.
In the shelter, I met with a family.
A lady and her children were staying there.
The place was mostly closed and I thought the inside of the house was kind of dark.
I think a system of shelter is a really good idea in a Japanese society too.
後記
今回はインターンシップで目にした一人の女性とシェルターのことについて書きました。
DVってきっと世界各国で起こっていると思いますが、それを支援する所ってしっかりない国が多数ではないかと思います。
そんな中で、DV被害者を守る組織があるのってすごく素敵だなと思います。
インターンシップ中に出会った女性の話を、普通にカウンセラーとされる中、静かに横で聞いていました。
カウンセリングに来た女性はきれいな方だったんですが、カツラを外した時に毛がまばらだったのを覚えています。
そして後日、シェルター見学の為に車に乗った時にある1人の男性が歩いていて、教会の方が車を停めて親しそうに話されていました。
そして車を走らせながら、「あの人、こないだカウンセリングに来てた女性の旦那さんだよ」と教えてもらいました。
一見すると暴力夫に見えない紳士的な人だったので、独身だった私は「人は見た目じゃ分からないんやな!」と少し怖くなったのを覚えています。
シェルターに着くと、ただの普通の家にしか見えなかったんですが、玄関が通りに面していないこと、駐車場も奥まったところにあること、窓が開かないこと、全体的にカーテンがされていることなど、少し普通の家とは違う作りをしていました。
シェルターとか、教会の役割って、日本では虐待を受けている子どもにも今とても必要なのではないかって思うのでした。
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