アメリカ回想記第6回「アメリカ人の彼氏が出来る」

アメリカ生活

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何かちょっと色恋沙汰が続いちゃってますが、私はそんなにモテるようなタイプではありませんし、日本でモテたことはありません。そこらへん、お間違えなきよう。

初めから。

前回はこちら。

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日本語バージョン:アメリカ人の彼氏が出来る

同級生で男女から凄く人気のある明るい雰囲気を持った日本人の女の子がいて、その子に彼氏が居たのは知っていました。
そして別れて荒れに荒れてることも知っていました。
だけどその彼氏がどんな人なのかは知らず。

私はいつものように1人で誰もこない図書館の2階で宿題の絵を描いました。

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(これは靴を木のように描いたやつです。アートのクラスの宿題。)

1人きりで部屋に居るのは好きではないけど、誰か居る空間の中に1人でいるのは好きでした。

そこに男がやってきて、いきなり私に言ったのです。
「キスして欲しい?」と。

んな訳あるか!!
ただただ気持ち悪かった。

そしてまた次の日も彼は来ました。
また次の日も次の日も。

私がここで図書館に行くのをやめていたら色んなことが違ったかも知れない。

少しずつ話すようになって、そんな時にそのクラスメイトの元彼であったことを知ってしまいました。

あの時すぐに離れていたら良かったのかも……。

1ヶ月もの間、彼は毎日やって来てそして付き合うことになりました。

彼とは約1年付き合いました。

だけど、1年付き合ってみて、すごくしんどいことがありました。
それは、”I love you”と決して言わないし、私が言っても”No, you don’t”と毎回否定されたこと。
アメリカ人にとってI love youという言葉は凄く重たい大切な言葉なんですか?

1年経ったある日、彼はジョージアへ行くと言って、それで友だちに戻ろうと別れました。
別れてから彼は私への思いを募らせていたようでした。

男性の皆さん。
お願いだから今の彼女との関係を大切にして欲しいです。

English Version: American Ex-Boyfriend

There was a Japanese classmate who was popular with both boys and girls and was a very cheerful girl. I knew she had an American ex-boyfriend, and they broke up.
But I didn’t know her ex-boyfriend’s face.

I was drawing for my homework on the second floor of the library where usually nobody came.

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I don’t like to be by myself in my room, but I love staying in a public space where nobody’s there.

Suddenly a guy came up to me and said,” Do you want me to kiss you?”
I felt just gross!
I went back to my room soon after.

The next day, the guy came again!
He came again and again.

If I had stopped going to the library, I guess the situation would be much different.

I talked with him more and more.
At the time, I found out that he was my classmate’s ex-boyfriend.
I think I should have left him then.

One month later, I went out with him.
We were together for nearly a year, but I soon realized that there was a worrisome problem.

The biggest problem was he had never said “I love you” to me, and when I said ” I love you” to him, he always said, “no, you don’t.”

For American people, is “I love you” a very important phrase that usually isn’t said before marriage?

He went to Georgia and I became friends again.

After we broke up, my absence seemed to make his heart grow fonder.

Gentlemen,
Please prize your present relationships.

後記

ちょっと柄にもなく色恋沙汰を2回に渡ってお送りしちゃいましたが、ただの普通の一般ピーポーですので、お間違えなく。

これはまだ匿名みたいに書いていた時に、その時の思い出を赤裸々に書いたもので、特にシリーズ化はしてなかった記事です。そんな記事があちこちにあるので、今回こうやって一つにまとめる機会があるのは私にとってもありがたいです。

さて、こちらの元彼ですが、同級生の元彼であることを知らずに、図書館で会っていました。(会っていたというのか、いつも何故か隣に座って来ただけですが。)

そしてキスして欲しい?って聞くんですよ!何じゃこの男はーー!って感じでした。

しかも日本人の彼と別れてから時が経っていないこともあり、付き合いたいとも思っていませんでした。

なのに何故付き合うことになったのか。

それは、彼の押しを私が徐々に意識し始めたからだと思います。

毎日毎日1ヶ月会い続けて、段々彼を好きになる自分が居ました。

と、いうのも、ただの痛い男じゃないと思ったからです。

彼は大学内では珍しく私よりも1つか2つ年上でした。

(ストレートで来てる子は私よりも1つか2つ年下なので、ストレートでは来ていません。)

彼は、高校卒業後すぐに大学には行かず、3年程仕事をして貯めたお金で妹と一緒にこの大学に通っていました。そんな彼の闇の部分を知ったり、少しずつ彼自身を知っていくうちに惹かれていったのでした。

彼とは2年の留学生活の中で1年付き合ったので、長く付き合いました。

彼の外見からは想像出来ない程、実は家族思いの人でした。

彼の家に行くといつもご飯を作ってくれて、彼がいつも家族のご飯を作っていました。

手伝うと言ってもテレビの前まで連れ戻されたのを思い出します。

彼はどこに行くにも妹と一緒で、私は妹にやきもちを焼いたことがありました。

それぐらい仲良し兄妹でした。

そして家族思いの男性で、母や祖母をとても大切にしていました。

彼が耳の聞こえないおばあちゃんに私を紹介する時に、鍵を1つ見せて「A Key(アキー)」と紹介したのがきっかけで、このakeyという呼び名が気に入っています。

後は、アメリカ人の彼氏あるあるだと思うのですが、ドアの近くになるとサーっと走ってドアを開けてくれたり、車に乗る時もまずは私側のドアを開けてくれたりイスもさっと引いてくれたり……。そこらへんのレディーファースト、日本でも流行らないかな~。(遠い目)

ただ、ジョージアに行くから別れようと言われた時は、「別れよう、別れたい」と思うのであればそれ以上私に気持ちが向くことはないだろうと別れたのですが、私は別れるとなったらスパッとサバっと友だちに戻ります。なので、あんなに好き好き言ってたあきはどこ?ってな感じだったのかも知れませんが、別れてからの方が優しかったり……そんなことは付き合ってるうちにやってくれ!って感じでした。ハイハイ、っていう態度だったと思います。

私は前の記事にも書きましたが、熱しにくく冷めにくい性格なので、彼のことを好きだと思えるまでに時間を要しましたが、好きだと思って付き合ってからはずーっと好きでした。ただ、どれだけ好きだと言っても、ノーと言ってくる彼に心底疲れていたのも事実でした。

別れを切り出された日、意外にも悲しいよりも、寧ろ「爽快!!」でした。

解放されたぜー!的な感じでした。

そんなに私、しんどい付き合いだったのか……。f^_^;

余談ですが、アメリカでは男性も女性も「自信があるように見せる」のが一般的だと思います。
例えば「あきは可愛いな~」って言われたとします。日本では「いやいや、全然!」と否定しますよね。それが「普通」ですよね?実際可愛くないんですが。
ところが、アメリカで同じシチュエーションがあったとしましょう。
すると否定はしません。「ありがとう」と受け取るのが「普通」です。例えそんなこと思ってなくても。
さらには「当然でしょう」ぐらいのジェスチャーしちゃっても全然ビックリされません。例えそんなこと思ってなくても。

さらにはそれに応えると同時にユーモアを挟むとか。
なので自然と自己肯定感って育つのかなと思います。

私もアメリカに行ったことで、自己肯定感がガッツリ付きました!!

それまではもう息を吹きかけられたらヨロヨロと飛んでしまいそうな程薄っぺらかったんですが、自分は自分でいい!とドーンと構えられるようになったと思います。

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