こんにちは、あきです。
今回は、ディズニー英語システム(DWE)か、こどもちゃれんじEnglish(しまじろうイングリッシュ)か、です。
DWEユーザーの我が家ですが、こどもちゃれんじEnglishは、お友だちから譲り受け、一通り目を通しました。その上で、どちらがどうなのか、お伝え出来たらと思います。
もくじ
こどもちゃれんじEnglish
画像はお借りしました。
こどもちゃれんじイングリッシュはベネッセが開講している幼児向けの英語教材で、年齢に合わせて届くものが変わり、2ヶ月に一度届くようになっています。退会はいつでも出来ることや、お値段が手頃なことが魅力の教材です。しまじろうという可愛いキャラクターも魅力的。
またオモチャがカラフルで多機能!考えられていて、子どもたちが喜んで使っているうちに発語が!と親御さんが喜ばれることも。^_^
そんなこどもちゃれんじEnglishですが、将来性、つまり将来の子どもの英語のレベルを考えるとどうか、と考えると…
先に結論からいうと、DWEの圧勝かと思います。けれど、併用や、初めてのとっかかりとしてはありかな、と思います。
今回はそう思う理由を書いて行きたいと思います。
*個人的な見解ですので、ご了承ください。
母国語方式かどうかの違い
DWEが母国語方式なのに対し、こどもちゃれんじEnglishは母国語方式ではありません。ここがまず大きく違います。
母国語方式とは、英語をまるで日本語を習得するように習得出来るように出来ています。もちろん日本語は一切ないオールイングリッシュ。
こどもちゃれんじEnglishの教材は、日本語がたくさん使われています。日本人が日本語を習得した上で英語を身につけていくのに抵抗なくできるやり方で進められています。ですので、普段日本語だけで過ごしていた子が、初めて英語を聞くにあたってはいきなり全て英語ではないので英語ばかりでびっくりはしないのではないかと思います。
ですが、この日本語、本当に必要だろうかレベルに多用されていると思います。
例えば、
Let’s play! 一緒に遊ぼうよ!
何して遊ぶ?これは何かな?
eyes!
みたいな感じなんですよね。
これ、英語でも良くない?
という言葉がふんだんに日本語なのです。
少しずつ英語の言葉が増えたりはしますが、もったえない!と思ってしまいます。
ストーリー仕立てになっていて飽きない工夫はされていますが、2ヶ月に一度しか来ない教材。
毎回来るおもちゃの中には子どものハートをガシッと捉えて離さないものもあるだけに残念なところです。
何度も繰り返し見ていたら子どもたちは自然とそれらの英語を習得していくと思うのです。
対してDWEは、完全オールイングリッシュです。
こどもちゃれんじEnglishの対象者と同じぐらいの年齢の子ども向けのプレイアロングも英語のみで作られており、映像を見ながらおもちゃで同じように遊んでいるうちにみるみる英語力がつくような仕組みになっています。親は映像を見ながら同じようにするだけなので楽チンです。
プレイアロングはこんなセットです。
画像はお借りしました。
プレイアロングはこれでおもちゃは全て。
ですので、ここから増えることはありません。
けれど、増えないからこそ応用遊びも出来るというメリットもあります。
プレイアロングを掛け流しでいると、勝手に発語が溢れ出しまくり、私は本気でびっくりしました。
Little bunny bunny, hop, hop, hop, where are you going to stop? Hop, hop, hop, hop, hop…on the table-!!!!
みたいな感じで遊びながら一瞬でgoing toとか言えるようになっちゃってました。
内心、「えー!going toとかマスターする時期ってこんなに早いの〜?」と度肝を抜かれました。
他にも
たくさんのミニぬいぐるみが入った入れ物に手を入れて何かを掴みながら「What’s inside, can you guess? ピーピーピーピー」と言って母の返事を待っていて、母が映像と同じ言葉を話します。
「Is it a bird?」(母)
すると、これまた映像と同じようにその手に持っていて隠れていた鳥を出しながら「yes, yes, yes」と答えたり…
こちらはbeeバージョンをしているところです。
このように一緒に遊ぶこともあり、親子が英語でふれあうことも可能です。
ある程度の基礎が出来るまで、まずはプレイアロングの掛け流しだけをしばらくしていても充分なぐらいです。焦らなくて大丈夫です。^_^
後、レッツプレイもおススメです。
レッツプレイはこのようなセットです。
画像はお借りしました。
レッツプレイも、どうやって遊ぶかがしっかりと示されているので、自然と遊びながら学んでいけます。
お姉さんの真似をしてダンボールを何度もひっくり返して上にのったり(on the box)、中に入ったり(in the box)、横に立ったり(next to the box)してました。
その姿が可愛い。
こちらはお姉さんの指示に従って自分なりのモンスターを作った時の様子。その後、これを使って遊びました。確かかくれんぼだったかな??
プレイアロング、レッツプレイでしっかりとウォーミングアップした後は、メインプログラムに入るのですが、そこでも考えつくされた厳選された言葉が並びます。そして自然と学べる仕組みが作られています。
例えばmyとyourの概念を教えたい時は、
My name is Mickey Mouse.(ミッキーが言う)
My name is Mickey Mouse.(男の子が言う)
My name is Mickey Mouse.(女の子が言う)
Hahaha… no, no, no!(ミッキーが言う)
My name is Mickey Mouse.(ミッキーが言う)
What’s your name?(ミッキー)
My name is Kenji.(男の子)
という感じでわざと男の子と女の子が間違えて言うことで自分の名前を言う時はmyを使い、自分の名前ではなく相手の名前を言う時はmyを使わないということを自然と学んでいきます。
男の子はhe、女の子はsheということも早い段階で学びます。
わざわざ日本語を入れなくても分かるようにプログラムされているので、英語関係の仕事についている方や、ネイティブのお母さん(日本在住)などは、このすごい仕組みにいち早く気がつきます。
英語脳になれるかどうか、文章で話せるようになるかの違い
私は、英語を聞いたり話そうと思った時、日本語の時に使う脳(恐らく左脳)を使っているとうまく聞き取れないのですが、日本語脳をオフにしてイメージの世界(恐らく右脳)に行くような感じにするとすーっと英語が頭の中で映像化され、何を話しているのか理解出来るようになります。もちろん日本語で何か聞かれるとすっと日本語脳を出して来ますのでそれも瞬時に答えられます。日本語は母国語ですから。
その経験からも、英語は映像化出来るかどうかが鍵になると思っています。
DWEには、その映像と音を結びつけるプログラムがあります。
例えばDVD。
映像と音を結びつける役割をしています。
eggが卵であることを認識させながら話を進めてくれているような感じです。
さらにトークアロングカード。
イラストと音を結びつけながら単語→文章の順番で音が流れます。慣れてきたら、質問をしてくれるもう片面をすれば、What’s this? What color is this?などの質問→沈黙(答える時間を与えてくれている)→模範解答(1、2種類)が流れます。eggが卵であるとイメージ出来ていれば瞬時にegg!と答えることが出来ます。
さらにミッキー、ミニーのタッチペン。
卵を押すとeggと言ってくれます。
しかもeggにも種類があることも自然と教えてくれます。
さらに、様々なゲームを通してしっかりと言葉とイメージがあっているか確認することが出来ます。
Q&Aカードでもイメージが出来ているかの確認、またイメージをつくる手助けをしてくれています。
このように自然とイメージ化出来た上でシングアロングの歌を聞くと、聞いているだけなのにイメージ化出来るようになってきます。
歌が歌えても意味が分からない曲とかってありませんか?それだと後々使えないですよね。
シングアロングの歌に出てくる単語の意味がイメージ化出来、意味が分かってこそ初めて使える英語になるのです。
それがシングアロングで無意識の中に入り、映像やカードでイメージ化出来、またシングアロングでもイメージ化が出来るようになり、英語力を強化していく、という感じでしょうか。
このような繰り返しと連動があってこそ、英語力は身についていきます。
それがしまじろうイングリッシュには弱いと思います。連動の意味合いもDWEに比べると弱いです。月ごとの連動があるよ、というのはありますが…
さらに文章で言うためのプログラムも弱いです。日本語が多用なのは目をつぶっても、単語止まりになる可能性が非常に高く、極限られた文章を話すことが期待されます。何故かというと与えられていないからです。
子どもは与えられれば、芽を出し、花を咲かすことも期待出来ますが、与えられていなければ、それは期待出来ません。子どもの可能性をもう少し信じた作りであったらよいのに…と思ってしまいます。
キャラクターの賞味期限はどうだろう?
愛らしく可愛いしまじろうですが、ハマる時期はやや小さいうちになってしまうことが多いです。その後男の子なら◯◯レンジャーなどの戦い系や乗り物系へ、女の子ならプリキュアや可愛い系へ…それぞれどの子も通る道で、◯◯レンジャーやプリキュアなどもその内卒業してしまう子が大半ではないかと思います。
対してディズニーは様々な映画を出しており不朽の名作もたくさんあります。
男女問わず楽しめる内容のお話もあります。
昔の映像もユーモアにとんでおり、面白いですし、ディズニーランドもあります。
親子で細くでも長く付き合えるキャラクターではないかと思います。
大量に一度に来るか、2ヶ月に一度少しずつ来るかの違い
これは親御さんによって好みが別れるかと思います。どちらがいいというよりかは、それぞれの違いなのかなと思います。
2ヶ月に一度来るとなるとそれしか出来ない反面、それしかしないでよくて親が考えなくても大丈夫で楽チンという面もあるかと思います。
それでも私は少し思ってしまいます。
この教材、本当に2ヶ月間やるのに適した物なのであろうか、と。
2ヶ月に一度ということは半年で3つしか来ない計算になります。
この多感な時期にその教材だけで半年過ごすのってもったえなくないだろうか?とか思ってしまいます。
インプットを半年続けているとDWEだとそれはもう発語が出る出る…
それは半年間毎日毎日少しの時間であってもインプットし続けているからです。
手を変え品を変えインプットしていると、少しずつではあるけれど、毎日毎日少しずつインプットしており、また少しずつインプットしたことを自然と強化しています。
そんな貴重な半年をその内容で本当に大丈夫、安心してドーンと任せてください、と思えるような内容なのだろうか…と疑問視してしまうのでした。
結論
結論を書くと、私個人的にはしまじろうイングリッシュとDWEを比べるとDWEの圧勝なのですが、しまじろうイングリッシュのメリットは何よりも始めやすさと親しみやすさではないかと思います。
お子さんが小さいうちは、しまじろうが大好きな子が多く、しまじろう=大好き、英語=楽しいになりやすいのではないかと思います。
そういう面では、しまじろうイングリッシュもあり!大あり!だと思います。^_^
ただ、DWEと比べてしまうと全然違うと思います。まぁ、お値段も違いますし…。汗
将来子どもには英語を好きになってほしい!そういう意味合いでは大いに活躍してくれると思います。ただ、日本語が出過ぎているので、今後もう少しそこは改善されたらいいのにな〜と私個人的には思ってしまうのでした。
コメント
[…] DWEかこどもちゃれんじイングリッシュか。内容や将来性を考えるとどちらが良い? […]
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