#あきのアメリカ滞在記vol.4「親友のふたり」

アメリカ生活

こんにちは。Twitter上で連載している「#あきのアメリカ滞在記」をまとめたものです。

今回は、アメリカで出来た親友のふたりのお話です。

初めからはこちらから。

vol.27 メアリーと友だちになる

寮で一番仲が良かったのは、オードリーと隣部屋のアビーで、冬休みにアビーの家にお泊りさせてもらうこともあった。

しばらくして同じ3階に住んでいるアビーの友だち、メアリーとも仲良くなった。

少しずつ広がる人間関係。 寮が心地よい空間になっていく。

人懐こいアビーの存在に私はとっても救われていました。

アビーの家は、優しいお父さんと賢いお母さん、大人びた妹さんがいて、生まれたばかりの子猫を見に行かせてもらったりもしました。

アビーには彼がいて、彼の家にも遊びに行きました。

トイレが空のようにペイントされていたのを思い出します。

どれも懐かしい思い出です。

少しずつ仲良しが増えていって、寮生活が心地よくなっていきました。

メアリーとはアビーを通して仲良くなりました。

アビーは1つ学年が上なので自然とメアリーといることが多くなりました。

vol.28 ジョンと友だちになる

メアリーの友だちの同じ階に住むジョンとも仲良くなった。

ジョンは180cm超の長身細身で、モデルのようだった。

彼はゲイだそうで、妙にスキンシップが多かったけど、一見では分からなかった。

私のアメリカの2/3は彼らと一緒に居ることになる。

初めはメアリーと仲が良かったジョンだけど、いつからか3人で行動することが多くなりました。

彼はイケメンでスタイルも抜群で、ホリスターやアメリカンイーグルなどのモデルに居そうな男の子で、最初はちょっとびっくりしました。

しかし彼はゲイだそうで、めちゃくちゃ人なつこく、凄くスキンシップも多く、よくしゃべる男の子ですぐに仲良くなりました。

vol.29 いつも一緒のふたり

彼らと一緒にご飯を食べ、部屋に遊びに行き、テレビを見て、お出かけする。

濃い毎日。

「あき!一緒に行こう!」 「一緒に食べよう!」 「一緒に見よう!」 いつも誘ってくれる。

マシンガントークのジョンと何でも受け入れるメアリー。

素をさらけ出せる、親友が出来た。

朝食と夕食はビュッフェスタイルの食堂で、昼は注文式のカフェにて。

そんな3食をメアリーとジョンと食べることが多いのも寮生活ならでは。

ご飯の後は、皆でドラマなどを見ました。

当時は「Buffy」というドラマにジョンがはまっていて、一緒に観たり、本当によく一緒に居ました。

vol.30 ゲイバーに足しげく通う

ジョンの為に、週末はよく3人でゲイバーに行った。

ジョンはイケメン長身ですごく注目されていたけど、彼は男には恥ずかしがり屋で、またピッキーだった。

なかなか思い通りの人には出会えない。

私たちはただ、手に大きなバツを書かれ、飲めず、椅子に座って物色していた。

彼はイケメンなので、注目されるんですが、とにかく内弁慶で、女の子に対してはすごく積極的なのに、男の子に対しては貝のように口をつぐみ、緊張しているのが妙に怖い雰囲気になってしまっていて残念な感じになっていました。

また、なかなかの厳しい目を持っていて、気に入る子が居ないのも難点の一つでした。

バーに行くと、身分証明書を見せる必要があり、ニューヨークでは21歳以下はお酒が飲めないので、油性マジックで大きく手の甲に×をされていました。

私たちはジュースを飲みながら楽しみました。

vol.31 ゲイバーで歌う、あき

座ってても仕方ない…と思った私は、誰も歌っていない店内のカラオケシステムで歌ってみることにした。

私が歌える曲。

私はセリーヌディオンの「My Heart Will Go On」をチョイスした。

私が歌い出すと、周りは抱き合って踊り出し、ジョンとメアリーはびっくりしていた。

ゲイバーでは、私は狙われることはないので、思う存分踊ったり自由に動き回ることは出来るけど、とにかくジョンがすぐに寄ってきて、ジョンはなかなか一人で立てないヒヨドリのようでした。笑

仕方がないので、ジョンたちと座って物色を続けるのですが、なかなか動きもなく…

そうだ、歌ってみよう!と思って、歌うことにしたのでした。

歌っている時は、ジョンもメアリーもわーおっていう反応をしていました。

そして終わって一言、

「あき!全部何て歌ってたか分かったよ!」と。

それって…褒めてくれてるの?笑

vol.32 ジョンに初彼氏ができる?

結局、彼に初彼が出来たのは、ネット経由で、ゲイバー経由ではなかった。

彼との初デートの日、私たちは彼をデート場所の図書館まで送りに行った。

彼はドキドキしていたけど、私は美しい図書館にときめいていた。

翌日、この世の終わりという顔をしたジョンと再会した。

ゲイバーではなかなか成果の出なかったジョンにも、とうとう初デートをする日がやってきました。

待ち合わせ場所はジョンの住む町の図書館でした。

すごく綺麗な図書館で、librarianになるのが夢のジョンは色々と案内してくれました。

そしていよいよ待っていた男性がやってきました。

濃い顔つきのキャップをかぶった男性でした。

そのまま家に帰った私たち。

翌日ジョンから色々聞こうとわくわくしていたのですが、まさかの表情でした。

vol.33 最悪だったらしい初体験

彼の初体験はどうやら最悪だったらしい。

しかもその後連絡が取れないそうで…

自分はエイズに感染したかも知れない…とものすごく落ち込んでいた。

1週間程は暗かった。

学校にある医療機関でエイズを検査出来るからやってみたら?と言ってみるけど、やろうとしない。

初デートで、まさかの初体験を済ませていたジョンにややびっくりしつつも、それよりもその彼ともう連絡がつかないって…私まで切なくなりました。

学校には医療機関があり、エイズを調べることも可能だと知り、やってみてはと提案してみましたが、結果にとても怖がっていました。

vol.34 あき、エイズの検査を受ける

メアリーはバージンだ…。

ここは…私が…一緒にエイズの検査を受けることにした。

受付は一緒だったけど、検査は別々の部屋で行われた。

検査を受ける前に、この検査結果がどんなものであれ自殺はしないと誓います、という誓約書にサインした。

結果はその日に出た。

ジョンがあまりに怖がるので、これは誰か一緒に検査するしかないな…と思ったのですが、メアリーはバージンだったので検査の必要性もなく…

私がしよう!と心に決め、ジョンに言いました。

「ジョン、一緒に受けよう!」

ヒヨドリ(笑)ジョンは、ようやくエイズの検査を受けてくれることになりました。

ただ、いざ検査するとなり、検査結果がどうであれ自殺しないか…などの署名を書く時ぐらいには、私もすごく怖くなっていました。

検査は別々で受けて、結果が出るまで待機していたのですが、もしもエイズだったら…と物凄く考える時間になりました。

vol.35 陰性に喜ぶふたり

結果は2人とも陰性だった。

ジョンは笑えるほどテンションが高かった。

またいつものようにメアリーにちょっかいを出したり、「あきー!」と抱きついてきたり、おんぶしたり、いつもの陽気な彼に戻っていた。

さっきまで借りて来た猫のようだったのに…。笑

結果を聞いた時、本当に安堵しました。

良かった…。

お互いにハイタッチして喜びました。

元々スキンシップの高いジョンは、いつもに増してスキンシップ大になっていました。

ということで、親友編をお届けしました。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

次回は2年目のアメリカンライフスタートです。

お楽しみに♪

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